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ツバメの巣エキス Product name

製品情報 Product

製品名性状内装外装重量用途
ツバメの巣エキス-P水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装1kg,5kg食品
ツバメの巣エキス-PC水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装1kg,5kg化粧品
ツバメの巣エキス-LC水溶性液体ボトル
キュービーテナー
ダンボール包装
ダンボール包装
1kg
5kg
化粧品

原料情報 Raw materials

  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

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原料・素材についてRaw materials

「燕の巣」は燕窩(えんか)とも呼ばれ、アナツバメの巣を指します(図1)。アナツバメは中国南部から東南アジアのごく限られた地域に生息する海鳥で産卵期には雄鳥の唾液腺が肥大発達し、求愛行動としてもっぱら唾液腺分泌物で巣を作ります。燕の巣は紀元前の古くから薬膳として用いられていたと考えられ、医食同源の中国では病後食をはじめ健康維持や美容のために永く食されています。

図1. 燕の巣
燕の巣は一般に長さ6.5〜10 cm、幅3〜5 cmの半月形をしている。

1.シアル酸

シアル酸とは、ノイラミン酸 (5-アミノ-3,5-ジデオキシD-グリセロ-D-ガラクトノヌロン酸)のアシル誘導体の総称で、天然には30種類以上のシアル酸が存在し、燕の巣に含まれるシアル酸は主にN-アセチルノイラミン酸(図2)であることが分かっています。またシアル酸は動物の細胞表面にある糖タンパク質や糖脂質の末端に存在し(図3)、細胞間の情報伝達や異物侵入に対する感知など、アンテナのような役割を果たしています。シアル酸含量の高い食品として牛乳(シアル酸含量0.2mg/mL)、卵黄(乾燥重量あたりシアル酸含量0.2%)が挙げられますが、燕の巣を酵素処理し可溶化したものには約10 %のシアル酸が含まれ、これほど多くシアル酸を含む天然の素材は今のところ燕の巣以外にないようです。

2.上皮細胞増殖因子(Epidermal Growth Factor ;EGF)

上皮細胞増殖因子(EGF)は、53個のアミノ酸から成る分子量約6000の生理活性ポリペプチドで、雄マウスの顎下腺(唾液腺の一つ)から発見されました。ヒトの生体内において、EGFは血液・尿・乳汁・唾液・涙液・精液などのすべての体液中に存在し、広範な細胞の分化や増殖に影響を与えることが知られています。しかし年齢とともにEGFの分泌量は減少し、細胞の再生が遅くなり、老化の原因の一つになることが考えられます。燕の巣にはEGFが含まれていることが知られており、エキス化した本製品にも含まれることを確認し、さらに他社製品に比べて約5倍のEGFが含まれていることが分かりました(図4)。

オリザ油化では、最も高品質とされるタイ産の燕の巣を独自の技術である超高圧酵素処理によって機能性成分そのままにエキス化しました。またシアル酸を規格化し、製品化に成功しました。パウダータイプの製品は澄明性の高い水溶液の調製が可能であり(図5)、末端商品の訴求目的や形態などに応じて様々な食品・化粧品にご使用いただけます。

図5.パウダータイプ製品1%水溶液における他社製品との比較

安定性データStability Data

1.熱安定性

ツバメの巣エキス-Pの熱安定性を検討した結果、シアル酸含量は、120℃、1時間の加熱によっても変化がみられず、通常の食品加工温度に対して安定であることが分かりました。

2.長期安定性

ツバメの巣エキス-Pを40℃に5ヵ月間保存した結果、シアル酸含量はほとんど変化がなく安定であることが分かりました。

3.水溶液での熱安定性

ツバメの巣エキス-Pを水に溶かし、70mg/水30mLの濃度に調製後、90℃ 15分加熱した結果、シアル酸含量はほとんど変化がないことが分かりました。

4.pH安定性

ツバメの巣エキス-Pを 70mg / 30mLの濃度でpH3〜9の水溶液を調整し、4℃で 1週間保存後、シアル酸含量を測定した結果、pH3〜5においてシアル酸含量の低下はほとんど見られず、pH6〜9において若干低下は見られました。
また水溶液の澄明性はpH3では若干濁りが見られ、その他のpHでは見た目の変化は認められませんでした。

安全性試験データSafety profile

1.残留農薬

ツバメの巣エキス(賦形剤無添加品)について、食品衛生法(厚生労働省)で残留基準値が定められた534農薬について調査しました。その結果、いずれの農薬においても基準値以下でした。
試験依頼先:マシス、試験成績書発行年月日:平成25年3月29日
依頼番号:第61488号

2.急性毒性(LD50)

医薬品の単回投与毒性試験ガイドラインに従い、動物に負担のかからない許容最大量である2,000 mg/kgのツバメの巣エキスを、絶食下のICR系雌雄マウス(6週齡)に経口投与し、14日間飼育・観察を行いました。その結果、死亡例や体重推移の異常(対照群との比較)は認められず、試験終了後に行った剖検においても、臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがって、ツバメの巣エキスのマウスにおけるLD50値(経口投与)は、雌雄ともに2000 mg/kg以上です。

3.変異原性試験(Ames 試験)

ツバメの巣エキス(賦形剤無添加品)について、ネズミチフス菌 TA100 及び TA98 を用いて、Ames 試験を行いました。その結果、直接法、代謝活性化法ともに、変異コロニー数の増加は認められませんでした。この結果より、ツバメの巣エキスには変異原性は無いものと考えられます。

4.24時間閉塞ヒトパッチテスト

ツバメの巣エキス-PCについて、健常な日本人男女 20歳以上60歳未満 20 名(男性 8 名、女性 12 名)でのパッチテスト行いました。被験者背部(傍脊椎部)に、試料を含ませたパッチテストユニットを 24 時間貼付し、皮膚刺激を観察しました。その結果、ツバメの巣エキス-PCの皮膚刺激指数は「安全品」と判定されました。

栄養成分Nutritional profile

分析項目ツバメの巣エキス-P分析方法
エネルギー374kcal/100g注1
水分4.6g/100g常圧加熱乾燥法
たんぱく質8.2g/100gケルダール法 係数:6.25
脂質0.1g/100g酸分解法
糖質84.2g/100g注2
食物繊維2.1g/100gプロスキー法
灰分0.9g/100g直接灰化法
ナトリウム221mg/100g原子吸光光度法

栄養表示基準における栄養成分等の分析方法などについて(衛新第13号平成11年4月26日)による。

注1)エネルギー換算係数:タンパク質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維2
注2)計算式:100 – (水分+タンパク質+脂質+食物繊維+灰分)

試験依頼先:SUNATECH、試験成績書発行日:平成25年3月27日
成績書番号:第130313166-001-01号

推奨摂取量および使用量Recommended dosage

1日あたり、ツバメの巣エキス-Pとして70 mgの使用をお勧めします。
化粧品での推奨配合濃度は、PCで0.1〜0.5%, LCでは4〜20%をお勧めします。

応用例Application Example

用途剤形
食品飲料(清涼飲料水、ドリンク等)、ハードおよびソフトカプセル、タブレット、キャンディー、チューインガム、グミ、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー等
化粧品化粧水、クリーム、美容液、パック、ボディジェル等