| 製品名 | 性状 | 内装 | 外装 | 重量 | 用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| 米胚芽発酵エキス-P | 粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 5kg | 食品 |
| 米胚芽発酵エキス-WSP | 水溶性粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 5kg | 食品 |
原料・素材についてRaw materials
発酵は古くから日本に伝わる伝統的技術です。米や大豆を原料に酵母菌、納豆菌、乳酸菌、麹菌といった微生物を利用して味噌、醤油、納豆、鰹節、漬け物等の発酵食品を造ってきました。西洋でも食品素材を蓄える目的で作られたチーズ、パン、ビール、ワインといった、発酵食品があります。
最近これらの発酵物は単なる食品でなく、機能性を持った食品として注目されてきました。
麹菌は発酵に伴って様々な酵素を生成します。その酵素の働きにより、新たな成分が生成され、それにより新たな生理活性機能が発現する可能性があるといわれています。
麹菌について
麹菌は図1のようにAspergillus(コウジカビ)属に分類される微生物です。
コウジカビ属は、日本酒、泡盛、みそ、しょうゆ、みりん、漬け物などの日本の特色ある発酵食品の製造に古くから用いられています。
図1. 麹菌の分類
米胚芽の発酵により変化する成分
米胚芽の麹菌発酵において分泌された酵素は、でんぷん及び糖類を分解し消化します。同時に、タンパク質を加水分解し、アミノ酸や低分子のペプチドを生成します。
さらに、セリンのリン酸エステルであるホスホセリンやシステイン、シスチンが増加します。また、フェルラ酸含量も高まり、ジフェルラ酸が生成されます。
ホスホセリンを含むペプチドは細胞培養系において脾臓細胞、パイエル板細胞および胸腺細胞に対してマイトジェン活性を示すという報告があります。(大谷 元 信州大学農学部 第5回乳房炎研究会要旨集)
システイン、シスチンは抗酸化作用をもち、システインは抗腫瘍物質でもあるグルタチオンの構成成分でもあります。また、肝臓の解毒作用を高めたり、メラニンの生成を抑制し、肌表皮の代謝を促進するという報告もあります。フェルラ酸、ジフェルラ酸には抗酸化作用及び、紫外線吸収作用が確認されています。また、近年フェルラ酸を用いた発ガン予防薬の開発が行なわれています。(第1回米ヌカ国際シンポジウム)
また米胚芽発酵エキスの中に、麹菌に含まれるα-グルコシダーゼによって生成するα-エチルグルコシドが検出され、米胚芽発酵エキス-P中には0.2%以上を含有することが確認されました。最近の研究において、α-エチルグルコシドを動物に投与することで、紫外線で誘発される荒れ肌の改善効果と利尿効果が報告されています1-3)。また、ダイエット効果、糖尿病改善効果などの研究も進んでいます。
図2. 発酵により変化する成分
参考文献
1) Hirotsune M., Haratake A., Komiya A., Sugita J., Tachihara T., Komai T., Hizume K., Ozeki K., Ikemoto T. Effect of ingested concentrate and components of sake on epidermal permeability barrier disruption by UVB irradiation. J Agric. Food Chem., 53(4), 948-52(2005).
2) Kitamura N., Ota Y., Haratake A., Ikemoto T., Tanno O., Horikoshi T. Effects of ethyl alpha-D-glucoside on skin barrier disruption. Skin Pharmacol., 10(3), 153-9(1997).
3) Mishima T., Katayama Y., Takagi Y., Ozeki K., Hayakawa T., Tsuge H. Ethyl alpha-D-glucoside increases urine volume and causes renal morphologic changes in rats. J Nutr. Vitaminol. (Tokyo), 51(1), 22-6(2005).
人の体には病原菌やウィルスといった、外界からの異物の侵入に反応するシステムがあり、これを免疫機能といいます。免疫機能を増強させる作用が免疫賦活作用です。
免疫機能に関与する細胞は主に白血球で、特にその中の顆粒球(好中球、好酸球、好塩球)、マクロファージ、リンパ球(NK細胞、T細胞、B細胞)等が重要なはたらきをします。
マクロファージは体内に侵入してきた病原菌やウィルス等の異物を取り込み(貪食作用)、無毒化します。また、他の免疫細胞へ異物侵入の情報を伝達し、活性化させます。
NK細胞は活性化されると独自に病原菌やウィルスに感染した細胞や、ガン細胞を攻撃し、細胞膜を破壊して死滅させます。
図3. 体内における免疫機能
安定性データStability Data
耐熱性
米胚芽発酵エキスの有効成分は、通常の食品加工温度に対して安定です。
米胚芽発酵抽出物の耐熱性

pH安定性
米胚芽発酵エキスの有効成分は、幅広いpH領域で安定です。
米胚芽発酵抽出物のpHに対する安定性

安全性試験データSafety profile
急性毒性(LD50)
体重30g前後、5週齢のICR系雄性マウスに米胚芽発酵エキスを5000mg/kgの用量で経口投与し、温度23±2℃、湿度50±10%、餌、水自由摂取の条件下で14日間飼育しました。コントロール群との比較を行なったところ、異常な体重変化はみられず、また試験終了後の剖検においても臓器に異常は認められませんでした。従って、マウスに対する米胚芽発酵エキスのLD50は5000mg/kg以上です。米胚芽発酵エキスは安全な機能性食品素材であるといえます。
米胚芽発酵エキスの栄養成分Nutritional profile
| 分析項目 | 結果 | 注 | 分析方法 |
|---|---|---|---|
| 水分 | 3.4g/100g | 減圧加熱乾燥法 | |
| たんぱく質 | 18.4g/100g | 1 | ケルダール法 |
| 脂質 | 1.6g/100g | ソックスレ−抽出法 | |
| 灰分 | 10.2g/100g | 直接灰化法 | |
| 糖質 | 61.6g/100g | 2 | |
| エネルギー | 334kcal/100g | 3 | |
| 食物繊維 | 4.8g/100g | 酵素-重量法 | |
| ナトリウム | 38.2mg/100g | 原子吸光光度法 |
- 注1)
- 窒素・たんぱく質換算係数:5.95。
- 注2)
- 栄養表示基準(平成8年厚生省告示146号)による計算式:100-(水分+たんぱく質+脂質+灰分+食物繊維)。
- 注3)
- 栄養表示基準(平成8年厚生省告示146号)によるエネルギー換算係数:たんぱく質4;脂質9;糖質,4。
試験依頼先 財団法人日本食品分析センター
試験成績書発行番号 第 301080468-001号
推奨摂取量Recommended dosage
米胚芽発酵エキスーPの場合,200mg~500mg/日の摂取をおすすめします。
* 米胚芽発酵エキスは、厚生労働省より食品として認められた製品です。食品として安心してお使いいただけます。
応用例Application Example
| 利用方法 | 具体例 |
|---|---|
| 健康食品 | ソフトカプセル、錠剤、ハードカプセル、等 |
| 食品 | キャンディー、チューイングガム、グミ、錠菓、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー、ドリンクCスープ、乾麺類、ふりかけ、味噌、醤油、パン、ヨーグルト等 |





































