製品案内 Product

菊の花エキス Product name

製品情報 Product

製品名性状内装外装重量用途
菊の花エキス-P粉末アルミ袋ダンボール包装1kg,5kg食品
菊の花エキス-WSP水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装1kg,5kg食品
菊の花エキス-PC粉末アルミ袋ダンボール包装1kg,5kg化粧品
菊の花エキス-WSPC水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装1kg,5kg化粧品
菊の花エキス-LC水溶性液体ポリ容器、またはキュービーテナーダンボール包装1kg,5kg化粧品

原料情報 Raw materials

  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

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原料・素材についてRaw materials

菊花はキク科キク属(Chrysanthemum morifolium)の植物で、日本人の生活にとても馴染み深い花の一つです。花言葉は「高貴」であり、高潔な美しさが君子に似ているとされ、梅・竹・蘭と共に四君子とされました。中国では、菊の栽培が3000年あまりの歴史を持ち、もともと薬用と食用とされています。

図1.菊花畑と収穫した菊花

菊花には機能性成分として数十種類のフラボノイド類を含有しています。中でも多く含まれる成分としては、ルテオリンやアピゲニンなどです。菊の花エキスの中には、ルテオリン、アピゲニンが同定され、菊の花エキス-P中のルテオリン含有量を10%以上で規格化しています。

図2.菊の花エキスの中に同定されたフラボノイド化合物

安定性データStability Data

1)熱安定性

菊の花エキス-LCを10倍希釈し、90℃で7時間加熱しました。色の変化をみるために、1時間ごとに、450 nmで吸光度を測定し、初期値と比較しました。その結果、7時間経過しても色の変化は一切認められず、菊の花エキス-LCは、90℃加熱で安定であることが確認されました。

図3.菊の花エキス-LCの熱安定性

2)pH安定性

菊の花エキス-LCのpHを2〜12の範囲にそれぞれ調整し、色の変化をみるために、450 nmでの吸光度を比較しました。その結果、pH2〜5の範囲で色の大きな変化がみられませんでした。pHは6以上になると、色は顕著に黄褐色に変化し、吸光度が上がりました。使用中にpHによる色の変化にご注意ください。

図4.菊の花エキス-LCのpH安定性

3)水溶性(他社品との比較)

菊の花エキスの有効成分であるルテオリンやアピゲニンは極めて水に溶けにくい性質を持っています。弊社が鋭意研究した結果、ルテオリン0.1%以上を含有する優れた水溶性の菊の花エキス-WSP(-WSPC)の開発に成功しました。
 菊の花エキス-WSPの水溶性について、市販A、B,C社の製品と比較しました。各社サンプルの2%水溶液を作成し、その性状を比較しました。A社品は透明感がありませんでした。また、2、3日静置すると沈殿が生じました。B社品は、懸濁溶液でした。C社品は乳化液のようになり、サンプル瓶の底に油のようなものが付着しました。しばらく置くと油が浮遊しました。弊社菊の花エキス-WSP(-WSPC)は透明性の高い水溶液になり、一週間置いても変化がみられませんでした。優れた水溶性が示されました。

図5.菊の花エキス-WSP(-WSPC)の水溶性と他社品の比較

安全性試験データSafety profile

(1) 残留農薬

菊の花抽出物(賦形剤無添加品)の残留農薬検査を実施しました。
その結果、農薬532項目について不検出でした。
試験依頼先:株式会社マシス
試験成績書発行年月日:2014年5月8日
依頼No.:68893

(2) 急性毒性

菊の花抽出物(賦形剤無添加品)を絶食した雌雄マウス(ICR、体重20.9〜27.2 g、6週齢)に経口投与(2,000 mg/kg)し14日間観察しました。その結果、死亡例や体重推移の異常(対照群との比較)は認められず、試験終了後に行った剖検においても臓器の肉眼的異常は認められませんでした。
 したがって、菊の花抽出物のマウスにおけるLD50は2,000 mg/kg以上です。

(3) 慢性毒性

菊の花のエタノール抽出物をSDラットに320、640および1280 mg/kgの投与量にて26週間継続投与を行った結果、全ての投与群において異常は認められなかったと報告されています*

*: Li L et al., Toxicity study of ethanolic extract of Chrysanthemum morifolium in rats. J Food Sci. 75(6):T105-9 (2010).

(4) 代替法による光毒性試験

OECD GUIDELINE FOR TESTING OF CHEMICALS 432(Adopted: 13 April 2004)プロトコールに従い、マウス線維芽細胞(Balb/c 3T3 A31)を用いて光毒性試験を行いました。コンフルエントの状態にした細胞に、菊の花エキス-LC(7.8〜1000 μg/ml)を添加して1時間インキュベートした後、UVA/可視光(5 J/cm2)の照射を行いました。また、光照射を行わない群も設け、これを対照としました。照射終了後、培地交換して一晩培養した後、細胞生存率を調べた結果、両者において細胞生存率の低下はみられず、菊の花エキス-LCに光毒性はないことが証明されました。

(5) 代替法による眼刺激性試験(HCE法)

菊の花エキス-LCについて、角膜上皮再生モデル(HCE)を用いた眼刺激性試験を行いました。その結果、菊の花エキス1%水溶液を暴露した組織細胞の生存率はCOLIPA(The European Cosmetics Association)試験方法の判定基準以下でした。このため、菊の花エキスの眼刺激は無刺激性です。

(6) 変異原性試験(Ames試験)

菊の花エキス-P(または-PC、ルテオリン高含有品)について、ネズミチフス菌TA100及びTA98を用いて、Ames試験を行いました。その結果、直接法、代謝活性化法ともに、変異コロニー数の増加は認められませんでした。この結果より、菊の花エキスには変異原性は無いものと考えられます。

栄養成分Nutritional profile

菊の花エキスの栄養成分
分析項目菊の花エキス-P分析方法
エネルギー373kcal/100g修正アトウォーター*1
蛋白質0.9g/100gケルダール法*2
脂質1.0g/100g酸分解法
糖質89.4g/100g差し引きの糖質法
ナトリウム21.5mg/100g原子吸光光度法
水分5.9g/100g常圧加熱乾燥法
灰分1.2g/100g直接灰化法
食物繊維1.6g/100gプロスキー法

*1 エネルギー換算係数:蛋白質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維2
*2 窒素・蛋白質換算係数:6.25

試験依頼先:株式会社北陸環境科学研究所
試験成績書発行年月日: 2014年4月1日
試験成績書番号:環研 第13D-0162401号

推奨摂取量Recommended dosage

菊の花エキスの推奨摂取量(食品)
製品推奨摂取量
菊の花エキス-P100 mg/日
推奨配合量(化粧品)
製品訴求効果推奨配合量
菊の花エキス-PC0.1〜0.5%
菊の花エキス-WSPC1.0〜5.0%
菊の花エキス-LC

応用例Application Example

 利用分野剤系
食品加工食品飲料 (清涼飲料水、ドリンクなど)
ハードおよびソフトカプセル、タブレットなど
キャンディー、チューインガム、グミ、ゼリーなど
パン、クッキー、チョコレート、ウエハースなど
ハム、ソーセージなど
化粧品美容化粧品化粧水、ローションなど
シャンプー、リンス、トリートメントなど
パック、ボディジェルなど