| 製品名 | 性状 | 内装 | 外装 | 重量 | 用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| オリザトリテルペノイド−P | 粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 5kg | 食品 |
| オリザトリテルペノイド−L | 液体 | キュービーテナー | ダンボール包装 | 5kg | 食品 |
原料・素材についてRaw materials
ステロイドはシクロペンタノヒドロフェナントレン環(C17H28)を持つ化合物の総称です。この中で,特に3位に水酸基を持ち,炭素数27~30のものをステロールと呼んでいます。このステロール類は生物界に広く分布し,遊離型,脂肪酸エステル型及び,配糖体型として存在しています。動物においてはC27のコレステロールが代表的な主成分ですが,植物に多く存在するステロールとしてはβ−シトステロール,スチグマステロール,カンペステロールがあります。植物ステロールがコレステロールの吸収を抑制し,血中コレステロール値を低下させる働きのあることは従来からよく知られています。また血中コレステロール低下作用以外にも,大腸ガン抑制作用,前立腺肥大抑制作用,血小板凝集抑制作用等が報告されています。炭素数30のステロールが,トリテルペンアルコールとよばれます。今回,新たに米油より抽出・精製したオリザトリテルペノイドは,米油中の機能性成分として知られるγ-オリザノールのトリテルペンアルコール部分のシクロアルテノール,24-メチレンシクロアルタノール,カンペステロール,シクロアルタノール及びシクロブラノールを含有します(図1)。今回,これらのトリテルペノイドを含むオリザトリテルペノイドと従来の植物ステロールとの機能性を比較した結果,これまでの植物ステロールにはみられなかった,新たな機能性が見いだされました。


図1. オリザトリテルペノイドの成分
オリザトリテルペノイドに含有されるステロール成分を分析するために,ガスクロマトグラフ質量分析を行いました(島津製作所 分析結果報告書より)。これにより,カンペステロール,β-シトステロール,シクロアルテノール及び24-メチレンシクロアルタノールが検出されました。

図2. オリザトリテルペノイドのGC/MSによる分析チャート
【実験方法】
オリザトリテルペノイドを二硫化炭素にて溶解し,下記条件によりGC-MS分析を行った。
<GC分析条件>
カラム:Rtx-1 [0.25mm(内径)×15mm(長さ),膜厚0.25μm]
試料導入法:スプリットレス法
サンプリング時間:1.5min
試料気化室温度:300℃
オーブン温度:150℃(1.5min)→(15℃/min)→250℃→(5℃/min)→320℃(3min)
キャリアガス:ヘリウム
オリザトリテルペノイドの組成
| カンペステロール | 14% |
| シクロアルテノール | 39% |
| 24-メチレンシクロアルタノール | 42% |
| シクロブラノール | 5% |
| 総ステロール | 100% |
*代表サンプルの各構成成分の比率です。
安定性データStability Data
オリザトリテルペノイドは,通常の食品加工温度に対してきわめて安定です。
オリザトリテルペノイドの熱安定性(初期値を100%とした)
安全性試験データSafety profile
残留農薬
食品衛生法(厚生労働省)で残留農薬値が定められた農薬について調査しました。
| 分析項目 | 結果 | 検出限界 | 方法 |
|---|---|---|---|
| BHC | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
| DDT | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
| アルドリン | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
| ディルドリン | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
| エンドリン | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
| パラチオン | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
| フェニトロチオン | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
| マラチオン | 検出せず | 1ppm | ガスクロマトグラフ法 |
試験依頼先:株式会社キューサイ分析研究所
試験成績書発行年月日:平成17年4月14日
試験成績書発行番号:第20050329-2号
急性毒性(LD50)
医薬品の単回投与試験ガイドラインに従い,6週令のddY系雄性マウスにオリザトリテルペノイドを2000 mg/kgの用量で経口投与し,14日間飼育・観察を行いました。その結果,コントロール群との比較をおこなったところ,異常な体重変化はみられず,また試験終了後の剖検においても臓器に異常は認められませんでした。従って,マウスに対するオリザトリテルペノイドのLD50値は2000 mg/kg以上です。
Ames試験
Salmonella typhimurium(ネズミチフス菌)菌株(TA1535,TA1537,TA98,TA100)及びEsherichia coli(大腸菌)菌株(WP2uvrA)を、Amesのプレート法を用いて検討しました。その結果,全ての試験菌株において,オリザトリテルペノイドの全ての用量において、代謝活性化のある場合及びない場合のいずれにおいても、復帰変異体コロニーの出現頻度に有意な増加は記録されませんでした。これらより、オリザトリテルペノイドは非変異原性であると考えられました。
試験依頼先:SafePharm Laboratories
試験成績書発行年月日:平成17年3月21日
試験成績書発行番号:1600/006
オリザトリテルペノイドの栄養成分Nutritional profile
| 分析項目 | 結果 | 注 | 分析方法 |
|---|---|---|---|
| 水分 | 3.0g/100g | 減圧加熱乾燥法 | |
| タンパク質 | 0.0g/100g | 1 | ケルダール法 |
| 脂質 | 94.9g/100g | 酸分解法 | |
| 灰分 | 1.3g/100g | 直接灰化法 | |
| 炭水化物 | 0.8g/100g | 2 | |
| エネルギー | 857kcal/100g | 3 | 修正アトウォーター法 |
| 食物繊維 | 0.0g/100未満 | プロスキー法 | |
| ナトリウム | 270mg/100g | 原子吸光光度法 |
- 注1)
- 窒素・タンパク質換算係数:6.25
- 注2)
- 栄養表示基準(平成15年厚生省告示第176号)による
計算式:100 – (水分+タンパク質+脂質+灰分)
- 注3)
- 栄養表示基準(平成15年厚生省告示第176号)による
エネルギー換算係数:タンパク質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維2
試験依頼先:株式会社エスアールエル
試験成績書発行年月日:平成17年4月13日
依頼番号:第200503310022号
推奨摂取量Recommended dosage
一日あたりオリザトリテルペノイドとして,200~400mgの使用をおすすめします。
※オリザトリテルペノイドは,厚生労働省より食品として認められた製品です。食品として安心してお使いいただけます。
応用例Application Example
| 利用方法 | 具体例 |
|---|---|
| 健康食品 | ソフトカプセル,錠剤,ハードカプセル等 |
| 食 品 | キャンディー,グミ,錠菓,クッキー,ウエハース,ドリンク等 |
| 化 粧 品 | シャンプー,リンス,ファンデーション,クリーム,乳液,石鹸,洗顔料,化粧水,口紅,ローション等 |





































