化粧品成分 Raw Materials for Cosmetics

赤米エキス Product name

製品情報 Product

製品名 性状 内装 外装 重量 用途
赤米エキス-P 粉末 アルミ袋 ダンボール包装 5kg 食品
赤米エキス-WSP 水溶性粉末 アルミ袋 ダンボール包装 5kg 食品
赤米エキス-PC 粉末 アルミ袋 ダンボール包装 5kg 化粧品
赤米エキス-WSPC 水溶性粉末 アルミ袋 ダンボール包装 5kg 化粧品
赤米エキス-LC 水溶性液体 キュービーテナー ダンボール包装 5kg 化粧品

原料情報 Raw materials

  • 原料・素材について
  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

効果・効能を見る

この製品に関するお問い合わせ

原料・素材についてRaw materials

赤米は,黒米や緑米と同じく色素米のひとつで,食経験が非常に長い作物です。弥生時代に栽培されたいわゆる古代米は,赤米であると考えられています。また,祝いの席で出される赤飯の由来も,赤米が起源であると言われております。オリザ油化では,平成18年度中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち事業化支援事業に係る助成「古代米(赤米,黒米)を利用したメタボリックシンドローム改善色素の事業化」のもと,赤米糠の色素成分および機能性に関する研究を行い,赤米ポリフェノールやプロシアニジン類(赤米由来色素成分)に,高脂血症改善作用を見出しました。「赤米エキス」は,メタボリックシンドローム対応素材として,高脂血症の改善を志向した製品にお使いいただけるものと考えております。

 赤米に含有されているポリフェノール成分は,赤色色素成分のプロアントシアニジン類です。弊社では,プロアントシアニジンの化学構造に関する研究を,大阪大学大学院薬学研究科薬用資源解析学(村上啓寿教授)と共同で行い,下図に示す化学構造を有することを世界で初めて明らかにしました。

図1. 赤米含有プロアントシアニジンの化学構造

安定性データStability Data

熱安定性

赤米エキス-Pの熱安定性を検討した結果,100および 120℃の1時間処理で,性状およびポリフェノール含量に差はみられませんでした(図2)。

図2. 赤米エキス-Pの熱安定性

pH安定性

各種pHに調製した赤米エキス-WSPの1%水溶液を作製し,遮光下,室温で1週間保存後,ポリフェノール含量を測定しました。その結果, 酸性から弱塩基性領域において安定であることが分かりました(図3)。

図3. 赤米エキス-WSPのpH安定性

安全性試験データSafety profile

残留農薬

赤米エキス-Pについて,食品衛生法および農薬取締法に準じて,498項目の農薬の有無を調べました。その結果,全項目について基準値(検出限界値)以下であることが判明しました。

試験依頼先:株式会社マシス
試験成績書発行年月日:平成19年10月15日
依頼番号:15161

ロバスタチン

ロバスタチンは国内未承認の高コレステロール血症治療薬で,紅コウジにもわずかに含有されています。昨今アメリカにおいて,紅コウジ含有サプリメントに高濃度のロバスタチンが検出され,意図的な医薬品の配合によることが明らかとなり,FDAは製造企業に対し,製品の回収を命令しました。赤米エキスは紅コウジと異なりますが,どちらも英語で「red rice」と記載される場合があることから,万全を期すために,赤米エキス-Pのロバスタチンを測定しました。その結果,ロバスタチンは検出されませんでした。

試験依頼先:日本食品分析センター
試験成績書発行年月日:平成19年11月9日
依頼番号:第307100639-02号

急性毒性試験(LD50

医薬品の単回投与毒性試験ガイドラインに従い,1000 mg/kgの赤米エキス(賦形剤未添加品,ポリフェノール含量:30%)を,絶食下のddY系雌雄マウス(5週齡)に経口投与し,14日間飼育・観察を行いました。その結果,死亡例や体重推移の異常(対照群との比較)は認められず,試験終了後に行った剖検においても,臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがって,赤米エキスのマウスにおけるLD50値(経口投与)は,雌雄ともに1000 mg/kg以上です。

Ames試験

赤米エキス-Pについて,サルモネラ菌株(S. typhimurium TA100, TA98)を用いたAmes試験を行いました。その結果,19.5~5000 μg/plateにおいて,直接法,代謝活性化法ともに,復帰変異コロニー数の増加は認められませんでした。この結果より,赤米エキスには変異原性は無いものと考えられます。

ヒト摂取試験

前述のヒトボランティア試験の被験者(男性:7名)について,赤米エキス-P(50 mg/日)摂取(3週間)前後の血液パラメーターを比較しました。その結果,すべての項目について,異常値の発現はみられませんでした。

血液パラメーター:総ビリルビン,総蛋白,アルブミン,AST,ALT,γ-GTP, LDL-コレステロール,総コレステロール,中性脂肪,リン脂質,遊離脂肪酸,HDL-コレステロール,ナトリウム,カリウム,血清鉄,TIBC,UIBC,尿素窒素,尿酸,血糖

赤米エキスの栄養成分Nutritional profile

分析項目   分析方法
水分 1.6g/100g   減圧加熱乾燥法
タンパク質 3.4g/100g 1 燃焼法
脂質 4.9g/100g   酸分解法
灰分 3.4g/100g   直接灰化法
炭水化物 86.7g/100g 2  
エネルギー 405kcal/100g 3 修正アトウォーター
食物繊維 2.7g/100g未満   プロスキー法
ナトリウム 6mg/100g   原子吸光光度法
注1)
窒素・タンパク質換算係数:6.25
注2)
計算式:100 – (水分+タンパク質+脂質+灰分)
注3)
エネルギー換算係数:タンパク質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維2

試験依頼先:エス・アール・エル
試験成績書発行年月日:2007年10月15日
報告書番号:第200710010036号

推奨摂取量Recommended dosage

一日あたり赤米エキス-Pとして,50 mgの使用をおすすめします。

応用例Application Example

  利用分野 訴求 剤形
食品 メタボリックシンドローム,抗酸化

メタボリックシンドローム,高脂血症の予防,

抗酸化
飲料(清涼飲料水,ドリンク等),ハードおよびソフトカプセル,タブレット,キャンディー,チューインガム,グミ,クッキー,チョコレート,ウエハース,ゼリー等
化粧品 美白, 保湿,抗老化 化粧水,ローション,パック,ボディジェル等