| 製品名 | 性状 | 内装 | 外装 | 重量 | 用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| レスベラトロール-P5 | 粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 1kg | 食品 |
| レスベラトロール-WSP0.5 | 水溶性粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 5kg | 食品 |
| レスベラトロール-PC5 | 粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 1kg | 化粧品 |
| レスベラトロール-WSPC0.5 | 水溶性粉末 | アルミ袋 | ダンボール包装 | 5kg | 化粧品 |
原料・素材についてRaw materials
老化とは何でしょうか?
女性の6割以上が,老化を「避けたいもの」「怖いもの」と捉えています。女性にとって老化とは肌の老化に他なりません。
また,老化によって糖尿病やガンになる危険性が高まります。昔はそうでもなかったのに,太りやすくなったと感じることはありませんか? これらは,代謝が滞ったり,ホルモンのバランスが崩れたり,ホルモンに対する感受性が鈍くなることが一因です。心臓病など,循環器系の疾患の危険性も高まります。
アルツハイマー病に代表される脳 (神経) の障害も気になるところです。脳の萎縮によって記憶力などが低下します。
これらの老化現象は,体の機能が低下することと密接な関わりを持っています。アンチエイジングの要は,体の機能を活性化することにあるといえます。
図1. 年齢を重ねる毎に,体の様々なところが気になります
酸化と老化
からだの酸化は様々な要因によって引き起こされますが,酸化と老化にはどのような関係があるのでしょうか。
酸化とは,からだを構成している分子と酸素が結びつくことをいいます。酸化によって分子はその本来の働きを果たすことができなくなり,代謝が悪くなったり組織の柔軟性がなくなったりします。酸化による障害が蓄積すると,ガンや生活習慣病の原因にもなります。
近年見られる「アンチエイジング」素材は,多くが高い抗酸化力を標榜していますが,それだけではないレスベラトロールの作用について,順を追って解説していきます。
寿命延長効果
2006年冬,レスベラトロールの寿命延長効果についての画期的な論文が発表されました。線虫や酵母などの下等動物に確認されていた寿命延長効果が,哺乳類 (マウス) でも確認されたというものです (Baur JA et al., Nature, 444(7117), 337-342, 2006.)。
この論文の著者は,2万種類あまりの化合物に対して予備的な試験を行った結果,レスベラトロールが最も有望であったと述べています。そして,マウスにおいて寿命延長効果を証明したのです。
高等動物における「寿命因子」ないし「寿命遺伝子」は,まだ発見されていません。しかし――加齢と共に働きが鈍くなった酵素の働きを,もう一度活発にすることができれば,若々しい体の機能を取り戻すことが出来ます。なぜなら,酵素の働きが体の機能を作り出しているのですから。
ヒトにはSIRT-1というタンパク質があり,PGC-1αというタンパク質に作用して活性化します。PGC-1αは,生体内のエネルギーが不足するような場合に活性化します。これによって,インスリンなどのホルモンに対する感受性が高まり,血中の糖や脂質を細胞に取り込むように遺伝子が働きかけます (図2)。つまり,食事の摂取に対する準備態勢を整えると同時に,空腹に備えて生体に残っているエネルギーを効率よく使用するように働きかけます (恒常性の維持,図3)。
ところが,高カロリー食を継続して摂取していると,この調節機能が機能しにくくなり,生体の恒常性が保たれなくなります (図3)。高脂血症や糖尿病のような病態に至らないまでも,現代人の多くはエネルギー過多に陥っていると思われます。
図2. レスベラトロールの構造と、SIRT-1遺伝子への働きの一例
図3. 高カロリー食を継続して摂取すると代謝の恒常性が維持されない
レスベラトロールの作用がユニークなのは,高カロリー食を摂取しているときでもSIRT-1を介して代謝経路を活性化するという点です。言い換えれば,空腹時と同じ経路で代謝を活性化する点で,他には見られないユニークな作用をしています。
SIRT-1に相同的なタンパク質は線虫のような下等動物にも存在し,低栄養時に活発に働きます。その結果,低栄養で培養した線虫は通常栄養で培養した線虫の1.5倍も長く生きます。レスベラトロールを投与して酵母・線虫・ショウジョウバエを培養した場合にも,寿命の延長が確認されました。ヒトのような哺乳類にも寿命延長効果があるのか,今世界中が注目しています。
女性ホルモン様作用
閉経後の女性では,女性ホルモンが急激に減少し,体の不調が更年期障害として現れることがあります。更年期障害を改善する医薬品には,植物ステロールの一種であるγ-オリザノールなどが知られています。食品ではγ-アミノ酪酸 (GABA) やイソフラボンが注目されています。レスベラトロールにも,イソフラボンと同様に女性ホルモン様作用があることが報告されています。
更年期障害の諸症状
図4.更年期障害の諸症状
安定性データStability Data
熱安定性
レスベラトロール-P5の熱安定性を検討しました。120℃で1時間加熱処理を行いましたが,レスベラトロール,ポリフェノール含量は減少しませんでした。
図5. レスベラトロールの熱安定性
また,清涼飲料水を想定した溶液 (10%ショ糖,クエン酸酸性溶液 pH4) にシクロデキストリン包摂レスベラトロールを0.1%または0.03%溶解したものの熱安定性を検討しました。80℃において加熱処理を行いましたが,レスベラトロール,ポリフェノール含量は減少しませんでした。
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図6. レスベラトロール水溶液の熱安定性 (蒸散重量補正後)
pH安定性
シクロデキストリン包摂レスベラトロールの0.1%水溶液を各pHに調製し,非遮光下,室温で1週間保存後,レスベラトロール,ポリフェノール含量を測定しました。その結果, 酸性から中性領域においてレスベラトロール,ポリフェノール含量は減少しませんでした。
図7. レスベラトロール水溶液のpH安定性 (非遮光,1週間)
製剤安定性
清涼飲料水を想定した溶液 (10%ショ糖,クエン酸酸性溶液 pH4) にシクロデキストリン包摂レスベラトロールを0.1%溶解したものを調製し,室温 (非遮光下),25℃ (遮光),40℃ (遮光),5℃ (遮光) で1週間保存し,沈殿,濁り,着色の有無を目視で確認しました。レスベラトロールの液剤安定性は,酸性域において極めて高いことがわかりました。
| 液剤安定性 (0.1%水溶液,pH4) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 室温 (光照射) |
25℃ (遮光) |
40℃ (遮光) |
5℃ (遮光) |
|
| 沈殿 濁り |
なし | なし | なし | なし |
| 着色 | なし | なし | なし | なし |
安全性試験データSafety profile
残留農薬
レスベラトロール-P5について,食品衛生法および農薬取締法に準じて,447項目の農薬の有無を調べました。その結果,全項目について基準値 (検出限界値) 以下であることを確認しました。
試験依頼先:株式会社マシス
試験成績書発行年月日:平成19年7月2日
依頼番号:12590
急性毒性試験 (LD50)
医薬品の単回投与毒性試験ガイドラインに従い,動物に負担のかからない許容最大量である2000 mg/kgのレスベラトロール-P10 (レスベラトロール10%含有品) を,絶食下のddY系雌雄マウス (5週齡) に経口投与し,14日間飼育+観察を行いました。その結果,死亡例や体重推移の異常 (対照群との比較) は認められず,試験終了後に行った剖検においても,臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがって,レスベラトロール-P10のマウスにおけるLD50値 (経口) は,雌雄ともに2000 mg/kg以上です。また,レスベラトロール-P5,WSPにつきましては,レスベラトロール含量がP10よりも少ないことから,マウスにおけるLD50値 (経口) は,雌雄ともに2000 mg/kg以上であると推察されます。
亜急性毒性試験
Sprague-Dawley系ラットに,レスベラトロールとして20 mg/kg/day (レスベラトロール-P5として400 mg/kg/day相当量) の用量で28日間の反復投与を行った結果,生化学的パラメータに異常がみられなかったこと,試験終了後に行った剖検において臓器の肉眼的異常は認められなかったことが報告されています。
The daily oral administration of high doses of trans-resveratrol to rats for 28 days is not harmful.
「28日間にわたる高用量トランスレスベラトロールの経口投与は有害ではない」
J. Nutr., 132(2), 257-260, 2002.
小核試験 (変異原性試験)
レスベラトロール-P5 (2,000 mg/kg) を1回経口投与した動物に,小核を有する多染性赤血球の出現頻度に有意な増加は認められませんでした。レスベラトロール-P5は,非変異原性であると考えられます。
レスベラトロールの栄養成分Nutritional profile
レスベラトロール-P5
| 分析項目 | 結果 | 注 | 分析方法 |
|---|---|---|---|
| 水分 | 3.0g/100g | 減圧加熱乾燥法 | |
| タンパク質 | 2.4g/100g | 1 | ケルダール法 |
| 脂質 | 1.8g/100g | 酸分解法 | |
| 灰分 | 25.1g/100g | 直接灰化法 | |
| 炭水化物 | 87.7g/100g | 2 | |
| エネルギー | 377kcal/100g | 3 | 修正アトウォーター |
| 食物繊維 | 5.1g/100g | プロスキー法 | |
| ナトリウム | 150mg/100g | 原子吸光光度法 | |
| 食塩相当量 | 0.4g/100g | ナトリウム換算値 |
- 注1)
- 窒素+タンパク質換算係数:6.25
- 注2)
- 計算式:100 – (水分+タンパク質+脂質+灰分)
- 注3)
- エネルギー換算係数:タンパク質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維2
試験依頼先:株式会社エスアールエル
試験成績書発行年月日:平成19年6月28日
依頼番号:第200706150036号
推奨摂取量Recommended dosage
一日あたりレスベラトロール-P5として20~40 mg,レスベラトロール-WSP0.5として200~400 mgの使用をおすすめします。この値は,フランス人成人が一日に消費するワインに含有されるレスベラトロールの量を参考にして設定しました。
応用例Application Example
| 利用分野 | 訴求 | 剤形 | |
|---|---|---|---|
| 食品 | 体の内側からの美しさのために | アンチエイジング,神経保護,抗酸化,抗炎症,メタボリックシンドローム対応,美容,美白 | 飲料 (清涼飲料水,ドリンク等),ハードおよびソフトカプセル,タブレット,キャンディー,チューインガム,グミ,クッキー,チョコレート,ウエハース,ゼリー等 |
| 化粧品 | 外用 | 化粧水,ローション,パック,ボディジェル等 |
各種溶媒に対する溶解性 (室温)
| 製品仕様 | 水 | 含水エタノール | グリセリン | 食用油 |
|---|---|---|---|---|
| -P5 | × | ○ | ○ | × |
| -WSP0.5 | ○ | △ | × | × |
化粧品用途におけるレスベラトロールのグリセリン溶液,1,3-ブチレングリコール溶液は,ご相談に応じます。







































