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白キクラゲ多糖体 Product name

製品情報 Product

製品名性状内装外装重量用途
白キクラゲ多糖体-P水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品

原料情報 Raw materials

  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

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原料・素材についてRaw materials

白キクラゲとは

シロキクラゲは,日本を始めとするアジア温帯地域の広葉樹林に見られる一般的な食用キノコです。「キクラゲ」と名前は付いていても,シロキクラゲはキクラゲとは生物学上全く別種のもので、非常にやわらかく美しい白色透明の子実体を形成します。
シロキクラゲは, 3000年前の古代中国において,楊貴妃が美容のために珍重し,王宮料理に利用したという史実があります。シロキクラゲは、その見た目の美しさだけにとどまらず,女性に不足しがちな栄養素を豊富に含み,近年では栽培法も確立され,家庭料理からデザートの素材として,広く一般に普及しています。
白キクラゲ多糖体は、滑らかな食感を楽しませてくれる多糖質を,独自の技術で抽出,精製した食品です。

白キクラゲ多糖体の構造

白キクラゲ多糖体の主要成分は主鎖にα-1,3-マンノース,側鎖にD-フコース,D-キシロース,D-グルクロン酸を構成比9:1:4:3(moler)で含む,非常にかさ高い繰り返し単位を持つ多糖ポリマーです。ヒアルロン酸の構成糖でもあるグルクロン酸を17.6 %含み,タンパク質や核酸と複合体を形成している分子量80~100万の酸性へテロ多糖体です。

その他にもグルコースや,アルギン酸の構成糖である,D-マンヌロン酸,L-グルロン酸も若干含まれていることが確認されています。

白キクラゲ多糖体の繰り返し単位の構造

水溶液のpHの違いによる熱安定性

白キクラゲ多糖体-PをpH 2,4,7,9の水に溶解し,121℃,1時間熱処理後,グルクロン酸濃度を測定した結果,各pH条件化においてグルクロン酸含量は変化しないことが確認されました。

水溶液粘度のpH安定性

pH 2,4,6,8,10,12に調整した0.5 %白キクラゲ多糖体-P水溶液を,B型粘度計を用いてせん断速度0~200 [1/s],水溶液温度25 ℃で粘度を連続的に測定したところ,いずれのpH条件化においても水溶液は安定した粘度を示しました。

また,この水溶液を室温で30 日保存し,粘度を測定したところ,溶液調製時と変わらない粘度を示しました。

この結果から,白キクラゲ多糖体はpH変化に非常に安定であることが分かります。

長期保存安定性

白キクラゲ多糖体-Pを25 ℃で2 年間保存した結果,白キクラゲ多糖体含量と,グルクロン酸に若干の含量低下が見られるものの,規格値以下になることはありませんでした。

長期保存において物質性状は安定であることが確認されました。

安全性試験データSafety profile

急性毒性試験(LD50)

雌雄マウス(n = 10)に白キクラゲ多糖体-P(1000 mg/kg)を経口投与し,14 日間観察しました。その結果,死亡例や検体投与による毒性症状は認められませんでした。しかしながら、雄性マウスにおいて体重減少が見られたため,血液検査を実施したところ,異常は認められませんでした。従って,白キクラゲ多糖体-PのマウスにおけるLD50値(経口投与)は,雌雄ともに1000 mg/kg以上です。

亜急性毒性試験

雌雄マウス(n = 20)に白キクラゲ多糖体-P(227 mg/kg)を30日間で経口投与しました。その結果,死亡例や検体投与による毒性症状は認められませんでした。

遺伝毒性試験

① 変異原性試験(Ames 試験)
サルモネラ菌株TA98,TA100を用いて,白キクラゲ多糖体-PのAmes試験を行いました。その結果,19.5~5000 μg/plateの濃度において,変異原性は認められませんでした。

② 精子形態異常試験
雄性マウス(n = 15)に白キクラゲ多糖体-P(1.25 g/kg)を5 日間連続経口投与し,30日後に精子を観察しました。その結果,白キクラゲ多糖体のマウスの精子における催奇形性は認められませんでした。

ヒト摂取試験

社内男性ボランティア6名に白キクラゲ多糖体-P(賦形剤未添加品,50 mg)を1日1回3週間自由摂取させ,摂取前後に以下の項目について血液検査を行いました。その結果,全ての項目について異常値の発現は見られませんでした。

測定項目:総ビリルビン,総蛋白,アルブミン,AST,ALT,LD,γ‐GT,LDLコレステロール,総コレステロール,中性脂肪,リン脂質,遊離脂肪酸,HDLコレステロール,ナトリウム,カリウム,クロール,血清鉄,TIBC,UIBC,尿素窒素,尿酸,血糖

白キクラゲ多糖体‐Pの残留農薬

白キクラゲ多糖体-Pについて,食品衛生法及び農薬取締法に準じて447項目の農薬の有無を調べました。その結果,全項目について基準値(検出限界値)以下であることが確認されました。

試験依頼先:株式会社マシス
試験成績書発行年月日:平成19年4月19日   依頼番号:11280

白キクラゲ多糖体の栄養成分Nutritional profile

分析項目結果分析方法
タンパク質1.0 g/100 g1燃焼法
脂質0.1g/100g 酸分解法
灰分5.6 g/100 g 直接灰化法
糖質0.0 g/100 g2 
エネルギー175 kcal/100 g3修正アトウォーター
食物繊維84.9 g/100 g プロスキー法
ナトリウム2300 mg/100 g 原子吸光光度法
食塩相当量5.8 g/100 g ナトリウム換算値
注1)
窒素・タンパク質換算係数:6.25
注2)
注2) 計算式:〔100-(水分+タンパク質+脂質+灰分)〕- 食物繊維
注3)
注3) エネルギー換算係数:タンパク質4;脂質9;糖質4;食物繊維2

試験依頼先:株式会社エスアールエル
試験成績書発行年月日:平成19年10月15日
依頼番号:133653

推奨摂取量Recommended dosage

各種実験,安全データより
1日あたり白キクラゲ多糖体-Pとして、50~200 mgの使用をおすすめします。

応用例Application Example

 剤形
食品飲料(清涼飲料水,乳酸菌飲料,その他ドリンク),ハードカプセル,ソフトカプセル,タブレット,キャンディー,チューインガム,グミ,クッキー,ウエハース,ゼリー,嚥下用食品等

各種溶媒に対する溶解性 (室温)

製品仕様含水エタノールグリセリン食用油
白キクラゲ多糖体‐P×××

*白キクラゲ多糖体-Pは,水に溶かすと濃度依存的に粘度が上昇します。水溶液を調製する際は,速やかに撹拌分散させ,だまが無くなるまで撹拌を継続してください。
また,1 %以上の水への溶解はその特性から困難です。