製品案内 Product

イサダオイル

製品情報 Product

製品名規格書性状内装外装重量用途
イサダオイル(オイル) -(190610)コーティング缶ダンボール包装1kg,5kg食品

原料情報 Raw materials



原料・素材についてRaw materials

イサダ は三陸地域で水揚げされるオキアミの一種で正式名称をツノナシオキアミ(学名:Euphausia pacifica 英名:Pacific krill)といいます。成熟したイサダの体長は1~2cm であり、成熟まで1 年、寿命は約2 年といわれ、春から夏にかけての期間が産卵期であると報告されています。
オキアミには80 種以上の種が存在しますが、商業的な漁が行われているのは南極オキアミやイサダの数種類に限られています。

釣りの撒き餌や養殖魚の餌としてのイメージが強いですが三陸地域では佃煮やかき揚げにして古くから食されており、十分な食経験を有しています。また、全国的にもキムチ原料や調味エキスとして使用されており、直接的に意識される事はあまり多くはありませんが、

多くの日本人が食している食品素材です。近年では、乾燥イサダが製造されるようになり、食品としての利用形態も増えつつあります。

1 水揚げされたイサダ

2 素干しされたイサダ

 

オリザ油化では、新規成分「8-HEPE」を含む日本国産原料「イサダ」から作られたクリルオイル「イサダオイル」を開発しました。

8-HEPE はEPA(エイコサペンタエン酸)の8 位炭素に水酸基が付加された化合物です。HEPE は、EPA の自動酸化で生成し、

8-HEPE も非特異的な酸化反応で生成する化合物の一つとして報告されています。

    図3 EPA及び8-HEPEの構造式

          

表1 は魚介類の8-HEPE 含量を測定した結果です。魚類では8-HEPE は検出されず、イサダや南極オキアミを含む一部の甲殻類でのみ

8-HEPE が確認され、その中でもイサダが最も多く含有していることが報告されています。

 

 表1 魚介類の8-HEPE含量

 

安定性データStability Data

長期安定性

イサダオイルの長期保存安定性を検討した結果、8-HEPE 含量は、冷蔵下(10℃)、24 ヶ月の経過によっても低下は見られず、製造後24 ヶ月は安定であることが分かりました。

図4:イサダオイルの長期保存安定性(初期値を100%とした)

安全性試験データSafety profile

急性毒性(LD50

動物に負担のかからない許容最大量である2000mg/kg のイサダオイルを、絶食下の雌性Slc:Wistar[SPF]系ラット(6 週齢)に経口投与し、7 日間飼育しました。その結果、死亡例や体重推移の異常(対象群との比較)は認められず、試験終了後に行った剖検においても、臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがってイサダ
オイルのラットにおけるLD50 値(経口投与)は2000mg/kg 以上です。

試験依頼先:株式会社安評センター
(旧 公益財団法人食品農医薬品安全性評価センター)
試験成績書発行日:2019 年4 月1 日
成績書番号:H318(584-014)

変異原性試験 (Ames試験)

イサダオイルについて、ネズミチフス菌 TA98、TA100 を用いて、S9mix 存在下及び非存在下でイサダオイルのAmes 試験を行いました。4.9~5000g / plate の濃度で試験を行った結果、変異コロニー数の増加は認められませんでした。この結果より、イサダオイルには変異原性は無いものと考えられます。

 

イサダオイル(米油無添加)の栄養成分Nutritional profile

分析項目(100あたり)エキス分析方法
水分(g)1.1常圧加熱乾燥法
タンパク質(g)4.6燃焼法 係数6.25
脂質(g)98.0ソックスレー抽出法
灰分(g)3.5直接灰化法
炭水化物(g)<0.11 
エネルギー(kcal)9002
ナトリウム(mg)518原子吸光光度法
食塩相当量(g)1.313

 

  食品表示基準について(平成27 年3 月30 日消食表第139 号)による。
  注1 計算式:100 -(水分+タンパク質+脂質+灰分))
  注2 熱量換算係数:タンパク質4;脂質 9;糖質 4;食物繊維 2
  注3 ナトリウムからの換算
  試験依頼先:SUNATEC
  試験成績書発行日:2019 年4 月8 日
  成績書番号:190402096-001-01

 

推奨摂取量Recommended dosage

1日あたり,イサダオイルとして210 mgの使用をおすすめします。