製品案内 Product

フキエキス Product name

製品情報 Product

製品名性状内装外装重量用途
フキエキス-P粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品
フキパウダー粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品
フキエキス-WSP水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品
フキエキス-PC粉末アルミ袋ダンボール包装5kg化粧品
フキエキス-WSPC水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装5kg化粧品
フキエキス-LC水溶性粉末キュービーテナーダンボール包装5kg化粧品

原料情報 Raw materials

  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

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原料・素材についてRaw materials

フキは学名Petasites japonicus,英語名Japanese Butterburからも分かるように,数少ない日本原産の野菜です。風味が良く早春を代表する食材として,日本人に古くから親しまれてきました。その種類は,山野に自生する野生のフキの他,栽培品種である「愛知早生フキ(P. japonicus Maxim.)」,「水ブキ」,「アキタブキ(P. japonicus Maxim. var. giganteus)」,「ノビスギデンネン」など200種以上を数えます。栽培地としては,愛知県,群馬県,大阪府,北海道において,栽培が盛んであり,この中で「愛知早生フキ」は,生育が早く,収量が多いことから現在では栽培品種の代表格になっています。愛知県はフキの全国における最大の産地であり,特に知多地区の平成13年度の生産量は6,800トンで,愛知県の約90%,また全国の約40%を占めています。かつては早春の代名詞であったフキは,現在では10月から翌年5月まで出荷できるように栽培されています。

オリザ油化では,全国一の生産量を誇る愛知県産のフキに着目し,JAあいち知多や京都薬科大学の協力のもと,愛知県産フキから抽出したエキスの成分としてセスキテルペン2種,ポリフェノール6種およびトリテルペン配糖体2種を単離同定するとともに,1)新規セスキテルペン配糖体fukinosideAを単離構造決定しました。2)

愛知早生フキ

1) Shimoda H., Tanaka J., Yamada E., Morikawa T., Kasajima N., Yoshikawa M. Anti type I allergic property of Japanese butterbur extract and its mast cell degranulation inhibitory ingredients. J. Agric. Food Chem., 54, 2915-2920 (2006).

2) Yoshikawa M., Morikawa T., Tanaka J., Shimoda H. Medicinal foodstuff XXXII. Novel sesquiterpene glycoside sulfate, fukinoside A, with antiallergic activity from Japanese butterbur (Petasites japonicus). Heterocycles, 68,2335-2342 (2006).

安定性データStability Data

熱安定性

フキエキス-Pの賦形剤未添加品の熱安定性を検討した結果,フキノン及び総ポリフェノール含量は,120℃,1時間の加熱によっても変化がみられず,通常の食品加工温度に対して安定であることが分かりました。

フキノン

総ポリフェノール

図1. フキエキス-P賦形剤未添加品の熱安定性(初期値を100%とした)

pH安定性

フキエキス-Pの賦形剤未添加品をpHを調整した水溶液とし,非遮光下,室温で1週間保存後,フキノン及び総ポリフェノール含量を測定しました。フキエキス-P賦形剤未添加品中のフキノン及び総ポリフェノールは,酸性からアルカリ性まで幅広いpH域で安定であることが分かりました。

フキノン

総ポリフェノール

図2. フキエキス-P賦形剤未添加品のpH安定性(初期値を100%とした)

液剤安定性

フキエキス-WSPの賦形剤未添加品について,0.5%水溶液(pH3.5)を調製し,室温(非遮光下),40℃(遮光),5℃(遮光)で経時的に保存し,沈澱,濁り,着色の有無を目視で確認しました。フキエキスの液剤安定性は酸性域において極めて高いことがわかりました。

  液剤安定性(0.5%水溶液)
 室温(非遮光下)40℃(遮光)5℃(遮光)
酸性(pH3.5)沈殿濁り16週間経過後,沈殿,濁りなし16週間経過後,沈殿,濁りなし16週間経過後,沈殿,濁りなし
着色16週間経過後,着色なし16週間経過後,着色なし16週間経過後,着色なし

安全性試験データSafety profile

残留農薬

食品衛生法(厚生労働省)で残留基準値が定められた33農薬について調査しました。

 分析項目結果検出限界方法
1アセフォート検出せず1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
2イプロジオン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
3エトフェンプロックス検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
4エトリムホス検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
5クロルピリホス検出せず0.05 ppmガスクロマトグラフ-質量法
6ジエトフェンカルブ検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
7ジクロルボス検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
8シハロトリン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
9シフルトリン検出せず1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
10シペルメトリン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
11チオベンカルブ検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
12チオメトン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
13トリクラミド検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
14トリフルラリン検出せず0.05 ppmガスクロマトグラフ-質量法
15トルクロホスメチル検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
16パラチオンメチル検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
17ビオレスメトリン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
18ピリダベン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
19ピリミホスメチル検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
20ピレトリン検出せず1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
21フェナリモル検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
22フェニトロチオン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
23フェノブカルブ検出せず0.5 ppmガスクロマトグラフ-質量法
24フェンバレレート検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
25フルシトリネート検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
26フルトラニル検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
27プロシミドン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
28ペルメトリン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
29ペンディメタリン検出せず0.05 ppmガスクロマトグラフ-質量法
30マラチオン検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
31ミクロブタニル検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法
32メチオカルブ検出せず0.05 ppmガスクロマトグラフ-質量法
33レナシル検出せず0.1 ppmガスクロマトグラフ-質量法

試験依頼先:株式会社キューサイ分析研究所
試験成績書発行年月日:平成16年4月12日
試験成績書発行番号:第20040405-1号

急性毒性(LD50

医薬品の単回投与毒性試験ガイドラインに従い、動物に負担のかからない許容最大量である2000 mg/kgのフキエキスを、絶食下のICR系雌雄マウス(5週齡)に経口投与し,14日間飼育・観察を行いました。その結果,死亡例や体重推移の異常(対照群との比較)は認められず,試験終了後に行った剖検においても,臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがって,フキエキスのマウスにおけるLD50値(経口投与)は,雌雄ともに2000 mg/kg以上です。

フキエキスの栄養成分Nutritional profile

分析項目結果分析方法
水分0.8g/100g 減圧加熱乾燥法
タンパク質6.2g/100g1ケルダール法
脂質3.6g/100g 酸分解法
灰分20.9g/100g 直接灰化法
炭水化物68.5g/100g2 
エネルギー331kcal/100g3修正アトウォーター法
食物繊維0.3g/100未満 プロスキー法
ナトリウム1200mg/100g 原子吸光光度法
注1)
窒素・タンパク質換算係数:6.25
注2)
栄養表示基準(平成15年厚生省告示第176号)による
計算式:100 – (水分+タンパク質+脂質+灰分)
注3)
栄養表示基準(平成15年厚生省告示第176号)による
エネルギー換算係数:タンパク質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維2

試験依頼先:株式会社エスアールエル
試験成績書発行年月日:平成16年4月19日
依頼番号:第200404060017号

推奨摂取量Recommended dosage

一日あたりフキエキス-Pとして,250mgの使用をおすすめします。

応用例Application Example

 利用分野剤形
食品加工食品飲料(清涼飲料水,ドリンク等),ハードおよびソフトカプセル,タブレット,キャンディー,チューインガム,グミ,クッキー,チョコレート,ウエハース,ゼリー等
化粧品美容化粧品化粧水,ローション,パック,ボディジェル等