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オリザギャバ Product name

効果・効能 Positie Effect

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米胚芽に含まれるγーアミノ酪酸(GABA)には、9種類の効果が確認されており、下記に示すような実験結果が報告されています。

血圧上昇抑制効果

大妻女子大学の大森正司教授の報告によれば、ラットに「γ−アミノ酪酸を富化した米胚芽」を給餌し続けた結果、顕著な血圧上昇抑制作用が認められたと報告しています。

本態性高血圧自然発症ラットにおよぼすギャバ富化米胚芽の血圧上昇抑制作用

※γ−アミノ酪酸を富化した米胚芽を投与したラットは、血圧が上昇せず安定した状態で
成長しました。

精神安定作用(臨床試験)

農林水産省との共同研究において、大阪大学医学部精神神経科の協力の下に、ギャバ富化米胚芽の機能性食品としての有用性について検討しました。

更年期、初老期にみられる精神障害、自律神経障害の諸症状を主訴として、精神科の専門外来を受診した女性20名を対象に、ギャバ富化米胚芽(9g/3回/日、ギャバとして26.4mg/日)とプラセボ(米粉末)とのダブルブラインド・クロスオーバー法を用いて、試験を行いました。

【精神安定作用】
・ギャバ富化米胚芽投与群の症状推移

 ギャバ富化米胚芽を投与してから、症状が次第に改善され、8週間後には統計的に有意差を認めるレベルまで改善しました。ギャバ富化米胚芽の投与を止め、プラセボに切り替えると、症状がしだいにもとに戻り始めました。

次ページの図の総括症状においても、ギャバ富化米胚芽投与群とプラセボ投与群においても改善率に有意差(P<0.05)を認めました。特に、更年期障害や初老期の不定愁訴として最も多くみられる不眠・睡眠障害や抑うつ気分においては、有症状者全症例の65%以上に改善効果を認めました。今回、ギャバ富化米胚芽の経口投与において総括改善度を調べたところ全症例の75%において改善が認められました。

・ギャバ富化米胚芽投与群とプラセボ投与群の総括症状の改善率比較

・ギャバ富化米胚芽の総合改善率

これらの結果は、医薬品GABAの合成同様、ギャバ富化米胚芽においても難治とされる精神症状の緩和が期待できることを示しています。また、ギャバ富化米胚芽投与中、副作用と考えられる症状の悪化は一切認められませんでした。

その他の臨床試験結果(血圧変化と血液検査)

【高血圧症患者の血圧変化】

今回、対象とした被験者の内、本態性高血圧症あるいはその境界域と診断された患者6名に対し、ギャバ富化米胚芽投与後の血圧変化を調査しました。

ギャバ富化米胚芽投与8週間後の投与終了時点では最高血圧、最低血圧共にマイルドではあるものの、有意(P<0.05)で適度な血圧下降がみられました。今回、血圧上昇抑制効果をヒトにおいて実証することができました。

血圧が高めではあるが医薬品の投与を受けるレベルではない境界域患者にとって、ギャバ富化米胚芽は、高血圧症の悪化を防ぐ非常に優れた補助食品であると考えられます。

高血圧症患者の血圧推移

【血液検査結果】(副作用と安全性)

投与期間中、ギャバ富化米胚芽或いはプラセボにおいて副作用と考えられる症状の悪化は一切認めませんでした。

血液検査結果

以上より、今回投与した用量においてギャバ富化米胚芽が極めて高い安全性を有していることが示されました。

・オリザギャバ®の臨床試験データに関する詳細資料は、別途ございますので御希望の方は、御連絡ください。

精神的疲労回復効果

ストレス社会と言われる現代、私たちは精神的疲労状況に陥りがちになっています。ギャバ富化米胚芽は、前述のように精神安定作用を有することより、精神的疲労に対する効果が期待されるため、精神的疲労回復効果について、マウスを用いて検討を行いました。

精神安定には、種々の脳内神経伝達物質が適度に相互のバランスを取りながら放出されていることが望ましいのですが、これらの神経伝達物質をレセルピン(RSP)の投与により枯渇状態とし、マウスに精神的疲労状態を誘発しました。このマウスにギャバ富化米胚芽を経口投与し、10分間の強制水泳を施し,この間の累計不動時間を測定したところ、RSPの投与により精神的疲労状態となったマウスでは不動時間が増加したのに対し、5%ギャバ富化米胚芽の投与は用量依存的に不動時間を短縮させました。特に、100mg/kgの投与はRSP群と比較して約90秒不動時間を短縮させ、有意な差(P<0.05)が確認されました。一方、90%ギャバ富化米胚芽100mg/kgの投与は、5%ギャバ富化米胚芽50mg/kg投与に相当しましたが、市販の純品ギャバ100mg/kgの投与よりも不動時間を短縮しており、米由来ギャバの優位性が確認されました。

さらに、不動時間の測定後、マウスより脳を取り出し、大脳中のドーパミン(DA)およびセロトニン(5-HT)を測定したところ、DAおよび5-HTはRSPの投与により有意に減少していました。これに対し、ギャバ富化米胚芽の投与は、DAに変動はみられなかったものの、僅かに5-HTで増加傾向がみられ,正常値への回復作用が示唆されました。

以上のことより、ギャバ富化米胚芽は、精神的疲労状態において、精神症状を緩和し、また、感情のコントロール、他の神経伝達物質の統制を取る5-HTを回復させることで精神的疲労回復効果を示すことが確認されました。

腎機能の活性化/肝機能改善作用

次ページに示しますように大森教授は、ギャバ富化米胚芽投与区では、BUN(尿素窒素)値が対照区に対して26%低下したことから、腎機能を活性化する作用があると推測しています。腎機能が活性化することは、高血圧症の予防につながり、減塩食を強いられている高血圧症の人には朗報になる発見です。

肝機能の活性化を評価するには、アルカリフォスファタ−ゼ(ALP)及びトランスアミナ−ゼ(GPT)の活性が目安になります。肝機能に異常が起こるとALP、GPTの活性がともに高くなります。下図では、ギャバ富化米胚芽投与区のALP、GPT値が同じか又は低下しています。

肥満防止作用

ギャバ富化米胚芽投与区のラットに、肝臓及び血中の中性脂肪(TG)が顕著に低下することを認めました。さらにギャバ富化米胚芽を長期間投与した結果、ラットの体重増加が顕著に抑制されることを見出し、ギャバ富化米胚芽には、肥満防止の効果が期待できます。

ALP:アルカリフォスファタ-ゼ、GPT:トランスアミナ-ゼ、BUN:尿素窒素、TG:中性脂肪

大腸癌抑制作用

大腸癌による死亡率は我が国では消化器癌の内、胃癌に次いで高く、特に近年欧米型の食習慣への移行により急増しています。弊社と岐阜大学医学部の森秀樹教授らとの共同研究により、ギャバ富化米胚芽がラットの大腸癌を抑制することを報告しています。ラットに発ガン物質であるAOM(azoxymethane)とギャバ富化米胚芽を投与して大腸癌抑制試験を行ないました。全腸管における腫瘍の発生率はグループ2、3とグループ1の比較で顕著な差が見られました。また、大腸腫瘍においても、ギャバ富化米胚芽投与群においてはAOMのみを投与した群と比較して有為な差がみられたことから、ギャバ富化米胚芽が腸管全体や、大腸における発癌抑制に大きく関与している事が確認されました。

Hideki Mori. et. al., BioFactors, 12, 101-105 (2000).
Hideki Mori. et. al., ANTICANCER RESERCH, 19, 3775-3778 (1999)
Kunihiro Kawabata. et. al., Carcinogenesis 20(11), 2109-2115 (1999)

アルコール・アルデヒド代謝作用

 ギャバ富化米胚芽のアルコ−ル代謝に関するヒトでの評価試験を実施しました。8時間絶食後、ギャバ富化米胚芽を10g摂取し、ウイスキー60 mLの水割りを5分以内に飲み、その後1時間ごとに血液中のアルコールおよびアルデヒド濃度を測定しました。ギャバ富化米胚芽を摂取した区では、無投与区に比較して血中アルコールは約15%、アルデヒドは約25%低下したと認められました。この結果からギャバ富化米胚芽には二日酔い、悪酔いを軽減できる作用が期待できます。

ギャバ富化米胚芽のアルコールとアルデヒドの代謝テスト

※ ①ギャバ富化米胚芽を食べた人は、アルコール濃度の上昇が抑えられる上に代謝も良くなっています。
※②ギャバ富化米胚芽を食べた人は、アルデヒド濃度の上昇が抑えられています。

消臭作用

 ギャバ富化コメ胚芽の消臭作用の評価試験をメチルメルカプタンとアンモニアを使用してin vitroの系で行いました。ヘッドスペ−ス試験法による評価では、ギャバ富化米胚芽には、市販消臭食品とほぼ同等の消臭作用が認められました。

米胚芽抽出エキスに含まれるGABAと合成GABAの生体への吸収性比較(ラット)

米胚芽由来GABAと,純品合成GABAの生体内への吸収性を比較しました。

実験には,米由来GABAは,オリザギャバ-HC90(以下GABA-HC90, オリザ油化株式会社,Lot No. G-707,GABA含量: 92.2%)を,合成GABAはA社製の純品(以下合成GABA,Lot No. 0601.24, GABA含量: 99.0%以上)をそれぞれ使用しました。

その結果,GABA-HC90投与群,合成GABA投与群ともに,投与30分後に血中GABA濃度は最大(それぞれGABA-HC90:9.8μg/mL,合成GABA:6.1μg/mL)となりました。GABA-HC90投与群の最大血中GABA濃度は,合成GABA投与群より,約1.6倍高値を示しました。また,投与60分後においても,GABA-HC90投与群の血中GABA濃度は,合成GABA投与群の約3.2倍高い値(それぞれ3.7,1.2μg/mL)を示しました。

オリザギャバ-HC90に含まれるGABAと合成GABAの吸収性比較
平均値±標準誤差,n=4~6, *:P<0.05

文献1)によると,ラットではGABAを経口投与後,30分から1時間後に,血中GABA濃度が最大になり,その後徐々に減少することが確認されています。今回の試験においても,血中GABA濃度は両群とも既報とよく似た血中動態を示し,投与90分後に定常状態に戻る一過性の挙動を示しました。その間,GABA-HC90投与群の血中GABA濃度は,合成GABA投与群と比べて高い状態で推移しました。この結果より,米胚芽から抽出したGABA含有エキス(オリザギャバ-HC90)に含まれるGABAの吸収性が,合成GABAと比較して高いことが明らかになりました。この結果は,GABA投与量を等しくした場合,GABAを単独で摂取するより,他の米由来物質と共存しているGABAを摂取する方が,GABAの生体内への吸収が高まることを示唆していると考えられます。

文献:
1)堀江健二,東口伸二,横越英彦 GABAの免疫および心の健康に及ぼす影響 Food Style 21, 70(3), 64~68 (2003)

【方法】 絶食(18時間)したラットに, GABA-HC90または合成GABAを,GABA換算で100 mg/kgに相当する量を,水に溶解して経口投与した。投与30, 60, 90, 120および150分後にエーテル麻酔下で,腹部大動脈より採血を行い,血清を分離した。この血清(2 mL)にエタノール(4 mL)を加えて充分に混合し,遠心分離(3000 rpm, 10 min, 室温)することで上清を得た。残りの沈殿に70%エタノール(6 mL)を加えて同様の操作を行い,再び上清を得た。この操作をさらに1回繰り返し,得られた上清全てを合わせて,真空濃縮を行った。濃縮物に精製水(1 mL)を加えて懸濁し,これをメンブレンフィルター(0.45 μm)に通液することで,測定サンプルを得た。GABA含量は,HPLCを用いた蛍光法により測定をおこなった。