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パッションフラワーエキス Product name

製品情報 Product

製品名性状内装外装重量用途
パッションフラワーエキス-P粉末アルミ袋ダンボール包装1kg・5kg食品
パッションフラワーエキスWSP水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装1kg・5kg食品

原料情報 Raw materials

  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

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原料・素材についてRaw materials

パッションフラワー(Passiflora incarnata)は、520 種以上ある Passiflora 属の中の一種で、日本ではその花の形が時計に似ていることからトケイソウ(チャボトケイソウ)の名で親しまれている多年生のつる植物です(図 1)。パッションフラワーの花言葉は「聖なる愛」です。原産地は北・中南米の熱帯、亜熱帯地方で、先住民の種族が鎮静剤として用いていました。それをスペイン人が持ち帰り、ヨーロッパでも緊張や不眠症に対する鎮静剤として広まりました。現在では、エジプトやフランス、ドイツ、スイス、イギリス、アメリカで薬(薬用ハーブ)として認められております。1)日本においては、パッションフラワー(トケイソウ)の果実、茎、葉、花は、食薬区分において医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リストに収載されています。

図1.パッションフラワー

1)Miroddi M., et al. Passiflora incarnata L.: ethnopharmacology, clinical application, safety and evaluation of clinical trials. J. Ethnopharmacol. 150, 791-804 (2013).

パッションフラワーから複数のフラボノイド配糖体の存在が報告されていますが、弊社では改めて成分の単離を行いました。京都薬科大学と構造解析を行 った結果、図2に示す成分を構造決定いたしました。

図2.パッションフラワーの含有成分

安定性データStability Data

1)熱安定性

パッションフラワーエキス-P の熱安定性を検討した結果、総フラボノイド含量は、120℃、1 時間の加熱によっても変化がみられず、通常の食品加工温度に対して安定であることが分かりました。

図3.パッションフラワーエキス-P の熱安定性

2)pH 安定性

パッションフラワーエキス-WSP を pH 調整した水溶液とし、非遮光下、室温で 1 週間保存後、総フラボノイド含量を測定しました。その結果、色調の変化は見られず、総フラボノイドの減少も見られませんでした。この結果より、パ ッションフラワーエキス-WSP 水溶液中の総フラボノイドは、酸性からアルカリ性まで幅広い pH 域で安定であることが分かりました。

図4.パッションフラワーエキス-WSPのpH安定性(初期値を100%とした)

安全性試験データ Safety profile

(1)残留農薬

パッションフラワー抽出物について、食品衛生法(厚生労働省)で残留基準値が定められた 532 農薬について調査しました。その結果、いずれの農薬においても基準値以下でした。

試験依頼先:マシス
試験成績書発行年月日:平成28年8月24日
依頼番号:第106731号

(2)急性毒性

医薬品の単回投与毒性試験ガイドラインに従い、動物に負担のかからない許容最大量である2,000mg/kgのパッションフラワー抽出物を、絶食下のICR系雌雄マウス(6週齡)に経口投与し、14日間飼育・観察を行いました。その結果、死亡例や体重推移の異常(対照群との比較)は認められず、試験終了後に行った剖検においても、臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがって、パッションフラワー抽出物のマウスにおけるLD50値(経口投与)は、雌雄ともに2,000mg/kg 以上です。

パッションフラワーエキスの栄養成分Nutritional profile

分析項目
(100g 当たり)
PWSP分析方法
水分(g)4.62.9常圧加熱乾燥法
タンパク質(g)9.75.5ケルダール法係数:6.25
脂質(g)0.90.4酸分解法
灰分(g)8.55.4直接灰化法
炭水化物(g)
-糖質(g)
-食物繊維(g)
76.3
75.7
0.6
85.8
84.7
1.1
注1
プロスキー法
エネルギー(kcal)351367注2
ナトリウム(mg)13487.7原子吸光光度法
食塩相当量(g)0.340.22注3

栄養表示基準における栄養成分等の分析方法などについて(平成27年3月30日消食表第139号)による。

注1.
計算式:100–(水分+タンパク質+脂質+灰分)
注2.
エネルギー換算係数:タンパク質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維 2
注3.
ナトリウムからの換算

試験依頼先:SUNATECH
試験成績書発行日:平成28年8月22日
成績書番号:第160804527-001-01号

推奨摂取量Recommended dosage

臨床試験結果より、1日あたり、パッションフラワーエキス-Pとして200mg、-WSPとして600mgの使用をおすすめします。

応用例Application Example

 利用分野剤形
食品加工食品飲料(清涼飲料水、ドリンク等)、ハードおよびソフトカプセル、タブレット、キャンディー、チューインガム、グミ、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー等
化粧品美容化粧品化粧水、ローション、パック、ボディジェル等