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黒米エキス Product name

製品情報 Product

製品名性状内装外装重量用途
黒米エキス-P水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装3kg食品
黒米エキス-PC水溶性粉末アルミ袋ダンボール包装3kg化粧品

原料情報 Raw materials

  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

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原料・素材についてRaw materials

稲の一種である黒米は、Oryza sativa Linne. (Gramineae)の種子です。黒米は、中国、陝西省漢中地方原産の古代米の一種で、紫黒米、紫米、とも呼ばれます。黒米玄米の表面は黒く、中は白く、玄米種皮の部分に紫黒色系色素(アントシアニン)を含んでいます。

黒米は、中国において古来より薬食兼用として、2000年以上の歴史があります。中国の漢の時代、張騫(ちょうけん)がこの米を発見して、出世したという故事から、「縁起の良い出世米」として伝わっています。当時の皇帝である漢武帝へ上等の貢物として納められていました。そして、宮廷料理として常食されてきました。楊貴妃も美容食として黒米を愛用したと伝えられています。黒米は、食酢、酒の原料として使われる他、パン、ソーメン、うどんなどに練りこんで使われています。

黒米には、通常の米に含まれない成分、アントシアニン配糖体が含まれています。黒米のアントシアニン配糖体として、クリサンテミン(Cyanidin-3-Glucoside)などが含まれています。

図1. 黒米エキスに含まれる主な成分

安定性データStability Data

熱安定性

黒米エキスは、120℃、1時間加熱し続けても、非常に安定であることが確認されました。120℃、1時間では、ポリフェノール含量に変化が見られません。

黒米エキスは、通常の食品加工温度に対して安定です。

* 加熱前、ポリフェノール量初期値を100%とした。

pH安定性

黒米エキスのポリフェノールは、1時間以内であればpH 11まであまり減少はみられません。1日の場合pH 9以上では、分解が考えられますが酸性領域では変化がありません。通常の食品の範囲内では問題なくご使用いただけます。

* pH調製を行う前のポリフェノール量初期値を100%とした。

水溶性

黒米エキスを水に溶解し、室温で16時間保存後、沈殿や濁りの有無を目視で確認しました。黒米エキス0.5%の濃度において、沈殿、濁りは共に見られず、黒米エキスの水溶性は高いことが確認されました。

安全性試験データSafety profile

残留農薬

黒米エキス(賦形剤未添加)について,食品衛生法および農薬取締法に準じて,475項目の農薬の有無を調べました。その結果,全項目について基準値(検出限界値)以下であることが判明しました。
試験依頼先:株式会社キューサイ分析研究所
試験成績書発行年月日:平成18年7月19日
受付番号:2006061304-01

急性毒性(LD50

体重30g前後、5週齢のICR系雄性マウスに黒米エキス(賦形剤未添加)を5000mg/kgの用量で経口投与し、温度23±2℃、湿度50±10%、餌、水自由摂取の条件下で14日間飼育しました。コントロール群との比較を行なったところ、異常な体重変化はみられず、また試験終了後の剖検においても臓器に異常は認められませんでした。従って、マウスに対する黒米エキスのLD50は5000 mg/kg以上です。

急性眼刺激性試験

3匹の家兎の目に、0.1g黒米エキス-PCを点眼し、1時間接触させた後、24、48、72時間後の損傷や変化を観察しました。

以上の条件で行なった結果、黒米エキス-PCは、家兎の目に対して無刺激でした。

急性皮膚刺激性試験

3匹の家兎の皮膚に、0.5 g黒米エキス-PCを塗布し、1時間接触させた後、24、48、72時間後を観察しました。

以上の条件で行なった結果、黒米エキス-PCは、家兎の皮膚に対して無刺激でした。

皮膚感作性試験

雌のモルモットを用い、MAGNUSSONとKLIGMANの方法に従い、黒米エキス-PC 〔25%(w/v)〕を皮内注射しました。1週間後、初回と同じ部位に黒米エキス-PC 〔50%(w/v)〕を塗布しました。試験開始から22日後、炎症を起こさない最高の濃度の黒米エキス-PC 〔25%(w/v)〕 0.5ml を 4cm2 (2cm×2cm) の黒米エキスと接したことのない部分に塗布し、試験しました。

結果、黒米エキス-PC のモルモット皮膚に対する感作性はclassⅡ(slight)であり,安全性が認められました。

貼付試験 (パッチテスト)

22歳~61歳の女性13名及び22歳~54歳の男性7名に対し、直径1cmのフィルムに黒米エキス-PCを0.025 g染み込ませた後、48時間皮膚に貼付しました。

結果、ヒトの皮膚に対する感作性は認められませんでした。

変異原性試験(Ames試験)

サルモネラ菌株TA98およびTA100を用い、S9mix存在下及び非存在下で黒米エキス(賦形剤未添加)のAmes試験を行ないました。

その結果、19.5~5000 μg/plateの濃度において、変異原性は認められませんでした。

黒米エキスの栄養成分Nutritional profile

分析項目結果分析方法
水分2.5g/100g 減圧加熱乾燥法
たんぱく質6.9g/100g1ケルダール法
脂質0.5g/100g 酸分解法
灰分6.6g/100g 直接灰化法
炭水化物83.5g/100g2 
エネルギー366kcal/100g3 
ナトリウム64.9mg/100g 原子吸光光度法
4.25mg/100g o-フェナントロリン吸光光度法
カルシウム21.5mg/100g ICP発光分析法
注1.
窒素・たんぱく質換算係数: 5.95
注2.
計算式: 100-(水分+たんぱく質+脂質+灰分)
注3.
栄養表示基準(平成8年厚生省告示146号)によるエネルギー換算係数 : たんぱく質, 4 ; 脂質, 9 ; 炭水化物, 4

試験依頼先 財団法人日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成14年9月13日
試験成績書発行番号 第302090006‐001号

推奨摂取量Recommended dosage

200~400 mg/日の摂取をおすすめします。

ビタミンC、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド等と一緒にお使いいただけます。

応用例Application Example

利用方法具体例
健康食品ソフトカプセル、錠剤、ハードカプセル、等
食品キャンディー、チューイングガム、グミ、錠菓、クッキー、チョコレート、ウエハース、ゼリー、ドリンク、等
化粧品石鹸、洗顔料、シャンプー、リンス、化粧水、ローション、ファンデーション、リップクリーム、口紅、歯みがき、等