製品案内 Product

葛由来乳酸菌(イムノライズ乳酸菌TM/スキンバリア乳酸菌TM)

製品情報 Product

製品名規格書性状内装外装重量用途
スキンバリア乳酸菌-P

-P(201109)

粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品
イムノライズ乳酸菌-P

-P(201109)

粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品

原料情報 Raw materials



原料・素材についてRaw materials

葛(Pueraria montana var. lobata)は,マメ科クズ属のつる性の多年草です。日本では、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている植物です。
和名は、かつて大和国(現:奈良県)吉野川(紀の川)上流の国栖(くず)が葛粉の産地であったことに由来するといわれています。国栖の人が、この植物を売り歩いたため、いつしかクズとよばれるようになったという説があります。
温帯および暖帯に分布し、北海道から九州までの日本各地のほか、中国からフィリピン、インドネシア、ニューギニアに分布しています。
葛は食用として用いられており、古くから大きく肥大した塊根に含まれるデンプンをとり、「葛粉」として利用されてきました。秋から冬にかけて掘り起こしたものを砕いて水を加えて繊維を取り除き、精製してデンプンだけを採取します。葛湯、葛切り、葛餅、葛菓子(干菓子)などの和菓子材料や料理のとろみ付けなどに古くから用いられている食材でもあります。

葛は薬用に利用することも可能で、日本や中国では薬物名として根を葛根(かっこん)として発汗作用・解熱作用・鎮痛作用があるとされ、初期の風邪薬として使用され、花は葛花(かっか)と呼びイソフラボンを含むことが知られ、民間療法として二日酔いによいとされています。さらに、葉は葛葉(かつよう)とよんで山歩きなどで怪我をしたときの傷の止血に用いられるなど、生薬として使用されています。
このように、食用や薬用に使用されている葛より、1890年から奈良で吉野本葛を製造する葛の老舗である井上天極堂が単離した葛由来乳酸菌(Leuconostoc mesenteroides)について提供を受け、オリザ油化では新たな機能性を見出しました。

 

図1. 葛の花と乳酸菌

安定性データStability Data

熱安定性

葛由来乳酸菌を蒸留水に懸濁しオートクレーブにて100℃または120℃, 20分の条件で加熱処理を行なった。その後、マウス脾臓細胞を用いたIL-12産生誘導能試験にて評価した。尚、陽性対照としてOK-432(製品名:ピシバニール)を使用し、その比活性で表記した。

その結果、120℃、20分の条件で加熱処理しても陽性対照であるOK-432と同等(統計学的に有意差なし)の活性を保持していることが確認された。よって、葛由来乳酸菌を水に懸濁し120℃で20分間加熱処理しても免疫活性が保たれていると推察される。

 

 

図2. 葛由来乳酸菌の熱安定性(120℃で20分間加熱処理)

pH安定性

葛由来乳酸菌をpH1.5、37℃の条件で2時間振とうさせ、同条件で処理したControl(蒸留水)との比較をIL-12産生能で比較した。その結果、2群間に有意差がないことから葛由来乳酸菌をpH1.5で2時間処理してもIL-12産生量に影響ないことが確認されました。

 

 

図3. 葛由来乳酸菌のpH安定性(pH1.5, 37℃)

安全性試験データSafety profile

残留農薬

葛由来乳酸菌(スキンバリア乳酸菌TM、イムノライズ乳酸菌TM)について、食品衛生法(厚生労働省)で残留基準値が定められた260農薬について調査しました。その結果、いずれの農薬においても基準値以下でした。

試験依頼先:食環境衛生研究所,試験成績書発行年月日:平成30年10月29日

急性毒性試験(LD50

医薬品の単回投与毒性試験ガイドラインに従い、動物に負担のかからない許容最大量である2,000mg/kgの葛由来乳酸菌(スキンバリア乳酸菌TM、イムノライズ乳酸菌TM)を、絶食下のICR系雌雄マウス(6週齡)に経口投与し、14日間飼育・観察を行いました。その結果、死亡例や体重推移の異常(対照群との比較)は認められず、試験終了後に行った剖検においても、臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがって、葛由来乳酸菌(スキンバリア乳酸菌TM、イムノライズ乳酸菌TM)のマウスにおけるLD50値(経口投与)は,雌雄ともに2000 mg/kg以上です。

Ames試験

葛由来乳酸菌(スキンバリア乳酸菌TM、イムノライズ乳酸菌TM)について、ネズミチフス菌 TA98、TA100、TA1535、TA1537および大腸菌WP2 の計5菌株を用いてAmes 試験を行いました。その結果、直接法、代謝活性化法ともに、19.5~5,000 mg/plateの濃度で変異コロニー数の増加は認められませんでした。この結果より、葛由来乳酸菌(スキンバリア乳酸菌TM、イムノライズ乳酸菌TM)には変異原性は無いものと考えられます。

 

葛由来乳酸菌の栄養成分Nutritional profile

分析項目 分析方法
水分0.2g/100g 乾燥法
タンパク質19.9g/100gケルダール法
脂質0.5g/100g 酸分解法
灰分2.4g/100g 直接灰化法
炭水化物77.0g/100g 差引換算法
エネルギー392kcal/100g修正アトウォーター
ナトリウム440mg/100g未満 原子吸光光度法
食塩相当量1.1g/100g 換算法

試験依頼先:エムビックらいふ 環境分析センター
試験成績書発行日:平成30年10月16日

 


推奨摂取量
Recommended dosage

臨床試験の結果から、スキンバリア乳酸菌TM-P、イムノライズ乳酸菌TM-Pとして共に
1日あたり50 mg(1,000億個)の使用をおすすめします。