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ユズ種子エキス Product name

製品情報 Product

製品名性状内装外装重量用途
ユズ種子エキス-P粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品
ユズ種子エキス-WSP粉末アルミ袋ダンボール包装5kg食品
ユズ種子エキス-PC粉末アルミ袋ダンボール包装5kg化粧品
ユズ種子エキス-WSPC粉末アルミ袋ダンボール包装5kg化粧品
ユズ種子エキス-LC液体キュービーテナーダンボール包装5kg化粧品
ユズ種子油油液ブリキ缶ダンボール包装5kg,15kg食品・化粧品

原料情報 Raw materials

  • 安定性データ
  • 安全性試験データ
  • 栄養成分
  • 推奨摂取量
  • 応用例

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原料・素材についてRaw materials

ユズ(Citrus junos)の原産は中国揚子江上流の四川省・雲南省といわれており,わが国には平安時代頃に伝わったとされています。ユズ果実は11月下旬から着色しはじめ,成熟すると鮮黄色となります。酸味と香気があり,料理用に果汁を利用するばかりでなく,果皮も古くから利用されてきました。ユズネリとよばれるジャムや菓子にも利用されています。味の本体はクエン酸であり,これにリモネンやピネンをはじめとする精油成分が加わって特有の香りを醸しだし,サラダやスープ,刺身などの味を引き立たせるのに利用されます。成分には,クエン酸や酒石酸等の有機酸やビタミンCが多く含まれ,疲労回復や痛みの緩和,美容に効果的であるといわれています。また,ユズ種子表面のヌメリはペクチン質で,香りのもとである精油成分はリモネン等です。ユズ種子エキスは,食品及び化粧品の両分野においてお使いいただけます。

ユズ果実

ユズ種子

安定性データStability Data

熱安定性

ユズ種子エキス(賦形剤未添加品)の熱安定性を検討した結果,リモニン含量は,100℃及び120℃,1時間の加熱によっても変化がみられず,通常の食品加工温度に対して安定であることが分かりました。

図1. ユズ種子エキスの熱安定性(初期値を100%とした)

pH安定性

ユズ種子エキス(賦形剤未添加品)をpH調整した水溶液とし,非遮光下,室温で1週間保存後,リモニン含量を測定しました。ユズ種子エキス中のリモニンは,酸性からアルカリ性まで幅広いpH域で安定であることが分かりました。

図2. ユズ種子エキスのpH安定性(初期値を100%とした)

液剤安定性

ユズ種子エキス-WSP(水溶性グレード)について,0.7%水溶液(pH3.5)を調製し,室温(非遮光),40℃(遮光),5℃(遮光) で4週間保存し,沈澱,濁り,着色の有無を目視で確認しました。その結果,ユズ種子エキス-WSPの液剤安定性は酸性域において極めて高いことが分かりました。

 室温・4週間
(非遮光)
40℃・4週間
(遮光)
5℃・4週間
(遮光)
酸性(pH3.5)沈殿
濁り
なしなしなし
着色なしなしなし

安全性試験データSafety profile

残留農薬

ユズ種子エキスの原料であるユズ種子において,食品衛生法および農薬取締法(厚生労働省)に準じて,213項目の農薬の有無を調べました。その結果,全項目について基準値(検出限界値)以下であることが判明しました。

測定方法:GC-ECD/NPDによる分析,GC-MSによる確認。
試験依頼先:R J Hill Laboratories Ltd., New Zealand.
試験成績書発行年月日:平成16年12月30日
受付番号:363372

また,ユズ種子エキス(賦形剤未添加品)について,食品衛生法(厚生労働省)で残留基準値が定められた使用農薬について調査しました。

分析項目結果検出限界方法
ジチアノン検出せず0.5ppmガスクロマトグラフ法

試験依頼先:株式会社キューサイ分析研究所
試験成績書発行年月日:平成16年9月17日
試験成績書発行番号:第20040902-32号

急性毒性(LD50)

医薬品の単回投与毒性試験ガイドラインに従い,5000mg/kgのユズ種子エキス(賦形剤未添加品)を,絶食下のICR系雌雄マウス(5週齡)に経口投与し,14日間飼育・観察を行いました。その結果,死亡例や体重推移の異常(対照群との比較)は認められず,試験終了後に行った剖検においても,臓器の肉眼的異常は認められませんでした。したがって,ユズ種子エキスのマウスにおけるLD50値(経口投与)は,雌雄ともに5000mg/kg以上です。

眼刺激性試験

眼刺激性試験代替法のBCOP法を用いてユズ種子エキス-PCの眼刺激性を評価しました。その結果,ユズ種子エキス-PCは軽微な眼刺激性(mild eye irritant)であり,安全性が認められました。

皮膚累積刺激及び感作試験(RIPT)

ユズ種子エキス-PCについて,健常な男女30名での皮膚累積刺激性試験(累積刺激及び感作試験)を行いました。

その結果,ユズ種子エキス-PCでは,30名の被験者全員において毒性や刺激性,アレルギー反応は認められず,「very good」と判定されました。

したがって,ユズ種子エキス-PCの使用は,好ましくない肌の反応を引き起こさないと考えられました。

変異原性試験(Ames試験)

サルモネラ菌株TA1535,TA1537,TA98,TA100及び大腸菌株WP2uvrAを用い,S9mix存在下及び非存在下でユズ種子エキス-PCのAmes試験を行いました。

結果,33~5000μg/plateの濃度において,変異原性は認められませんでした。

ユズ種子エキスの栄養成分Nutritional profile

分析項目ユズ種子エキス-Pユズ種子エキス-WSP分析方法
水分0.52g0.13g 減圧加熱乾燥法
タンパク質3.76g0.94g1ケルダール法
脂質1.64g0.41g 酸分解法
灰分2.28g0.57g 直接灰化法
炭水化物91.8g97.5g2 
エネルギー397kcal398kcal3修正アトウォーター法
食物繊維0.1g0.0g プロスキー法
ナトリウム5.2mg1.3mg 原子吸光光度法

ユズ種子抽出物(賦形剤無添加品)の栄養成分分析値からの計算値を示す。

注1)
窒素・タンパク質換算係数:6.25
注2)
栄養表示基準(平成15年厚生省告示第176号)による
計算式:100-(水分+タンパク質+脂質+灰分)
注3)
栄養表示基準(平成15年厚生省告示第176号)による
エネルギー換算係数:タンパク質 4; 脂質 9; 糖質 4; 食物繊維 2

試験依頼先:株式会社エスアールエル
試験成績書発行年月日:平成16年9月2日
依頼番号:第200408200016号

推奨摂取量Recommended dosage

一日あたりユズ種子エキス-Pとして,200~300mgの使用をおすすめします。

応用例Application Example

 利用分野剤形
食品加工食品飲料(清涼飲料水,ドリンク等),ハードおよびソフトカプセル,タブレット,キャンディー,チューインガム,グミ,クッキー,チョコレート,ウエハース,ゼリー等
化粧品美白・美容化粧品石鹸,洗顔料,シャンプー,リンス,化粧水,ローション,ファンデーション,リップクリーム,口紅,歯みがき粉,パック,ボディジェル等

なお,ユズ種子エキス-WSPは水溶性が高いため,食品では飲料,化粧品では化粧水やローションをはじめとした,溶解性を必要とする幅広い用途にお使いいただけます。